■ラジエーターからの水漏れ
水漏れを発見したのは先週、2009/04/11であります。 申告は嫁さんより、なんか赤い液体が落ちとったで。。。と。 4/12の日曜によく観察すると、確かに漏れた跡が。。。 新品買うと純正品で約12万円、OEM品でも6〜7万円も掛かりそうなんで、 そうや!! クルマってのは色んな補機類の集合体やったな。 クルマの外装・塗装なら間違いなくLay−onさんへ持っていくトコでしたが、 世の中には熱交換器専門業者サンもたくさんいらっしゃるハズ!! そういうトコへ直接修理依頼してみたい!!って事で、 ラジエーター修理をお願いする為、自分でまずは外してみましょう!! |
さて、ボンネットフードを開けます ラジエターは冷却水を冷やすため、グリルのある前面 に取り付けられているはず。。。 |
細かいマニュアルはないんですけど、 ”雰囲気” と ”野生の勘” でジャマになりそうな FANカバーを外します |
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とりあえずネジ7本を外す 一部、奥まったとこにあるんで、ロングソケット が有ると便利。 ちなみに12mm。 |
よし!! 外れた!! | |
あらわになったエンジンとFAN なんと、ラジエーターのコアサポートブラケットが このFANカバーと一部、共締め となっており、 もう2本ボルトを外すと、どうやら上へ引き上げる だけっぽい。。。。 なんや、、、めちゃくちゃ簡単やな。。 |
じゃ、次はラジエーターを外す為の準備として、 クーラントを抜きましょうか。 悩んだのがこのラジエーターキャップ。 まず、緩める方向「左回りで」へ回すと この位置で止まります そこからガチャガチャやっても一向に外れる気配が ありません。 一度はマイナスドライバーでコジらんとアカンのかな〜? と思い、ドライバーを持ち出したんですが、、、 「ちょっと待て、イジリ壊すくらいなら時間をかけて 調べようじゃないか。。。」 |
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と、いう事で過去に何度もパーツを壊してきた 教訓を生かし!? WEBで調べる事数分・・・・・ あった!!! ををを!! ナルホド!!! ■外す方法は、一旦緩める方向に回して 止まった位置からさらに、キャップを手のひらで押しながら、 さらに左へ回す!! カポッ!!! おおお!!!エクセレント!!!! |
やっぱ手順は確認しとくべきよね〜 助かりました。。。 こちらは、リサーブタンクへいく方の ホースバンドです。 なんだこれ? こんな形状のん見たことねぇヨ これはなんとかイジり壊さずに外せました。 |
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ぶっといラジエターホースの ホースバンドも外しておきます こちらがアッパー側 (エンジンで熱せられたクーラントが入る側) となります。 |
うへぇ〜 アッパー側の下の方には 派手に漏れた形跡が・・・・ ピンクいのですぐわかります |
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ここにも、クーラントが漏れた跡がありますねぇ | さて、ドレンコックを少し開いて クーラントを排出していきます。 うわー!! スゲー赤い!! (GM純正指定のデキシクールは真っ赤です) 蛍光剤入り |
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クーラントをジョロジョロと排出している間に、 ATオイルクーラーの配管を外していきましょう。 上と下との2箇所あります。 このへんのクルマはATオイルを冷却する為に、 ラジエーターのロアー側のタンク内にATオイルを 循環させ、温度を一定に保つインタンク式の オイルクーラーが付いてます。 ラジエーターを外すにはこのラインも外す必要が あります。 |
ここのナットはメガネレンチが使えないので オープンレンチしか使えません。 わかりますよね? 配管のナットなんで。。。。。 しかし、見事にロアー側は一滴も漏れてません |
クーラントは3回くらい受け皿を交換して抜けきったようです。 後は、ラジエーターホースを外せば上に引き上げるだけで 摘出術は完了です。 ふぅ。。。一安心。 ATオイルクーラーのラインカットが一番緊張した。。。 |
こちらが運転席側 (アッパー側)です 派手に滲んでおります |
取り外してみると 想像してたよりも重症な様子。 ラジエーターコアとの接合部からも漏れが発生 してますし、樹脂製のタンクには亀裂がいっぱい!! そこからも盛大に滲んでおりました。 |
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こちらはATクーラーへのジョイント上側 | コアには、長期間の間に堆積した ゴミやドロ、虫の死骸なんかがたくさん付いていました。 ちょっと気になるので洗おう。。。。 と思い立って洗い出したが、マズい事に気が付いた。。。 「そうや、、コレ今日発送せなアカンねや。。。」 やば!!! 乾かネー!!!! |
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こちらはATクーラーへのジョイント下側 | ポッカリ空いたラジエーター部分。 このさらに前面にはエアコン用のコンデンサーが ラジエーターよりも汚いツラをして鎮座しておられます。 ラジエーターが戻ってきたら まとめて掃除してあげよう。。。 |
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ちょっと出てきたクーラントに少々汚れが出ていたので、 試しにウエスで濾過してみたところ・・・・ なんだかきちゃない汚れがたくさん。。。。 |
ドレンから抜いたクーラント。 エンジン内部にはまだもう少し残っていると思いますが 結構出たと思います。 |
この後の作業は、ラジエーター屋さんにお任せとなります。 作業予定としては、アッパー側タンクの交換及び パッキン交換。 ロアー側もパッキン交換とATオイルクーラーの パッキン交換です。 修理価格は3万くらいで収まるとの事です。 勢いで洗いかけて”しまった” と思ったんですが、夕方にはなんとかラジエーターコアも 乾いてくれて本日発送でヤマトさんに持っていって もらいました。送料1790円ナリ |
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