■FUEL POMP トラブル (あの悪夢が再び)
2006/06/03 この日は私が会社の試験があり、嫁さん子供と共に一緒に出て、 試験会場まで送ってもらった。試験が終わる頃にまた迎えに 来てもらうつもりで。。。 ---試験終了約10分前--- 携帯が鳴る。。。 !?ん?? まだ出れません。。。 しばらくしてまた鳴っている。2〜3分おきに鳴っている。。。。 絶対嫁サンや。。 さては事故ったか。。。 試験終了後にすぐ携帯を確認。やっぱり嫁サンや。 「どしたん??」 「エンジン掛からんねん」 「え!?うそん、燃料ポンプの音は??」 「キーひねっても、ウィーンともなんとも言わん。」 「何回やっても同じ??」 「同じ。 セルは回るけど、掛からん」 「とりあえず行ってなんとかなるもんでもなさそうやけど行くわ」 と、試験待ちの間遊びに行ってた港区某所へ向かう。 どうやらコインパーキングに入れて、そのまま立ち往生という事らしい。 普段乗り慣れない市バスと地下鉄を乗り継ぎ なんとか辿り着く。すでに疲れた(笑) そこには動かなくなったクルマと我が家族が。 まずはトラブルシューティング。 前回の作業内容を思い出しつつ(と、言っても自分でできる事は限られているし、出先やし) 普通にキーON。 シーーーーン。燃料ポンプの作動音はしない。 各ヒューズを確認。 車内とエンジンルームのヒューズBOXのヒューズを抜き挿ししてみる。 目視では切れている様子はなさそう。 気になるのはヒューズBOX内の 「FUEL POMP RELAY」 OMRON製のこのリレー。動作してるのか気になってきた。 嫁さんにキーOFFからキーONにしてもらう。 耳を当ててると、キーONすると、”カチッ”と音がしていた。 どうやら電磁石の部分は動作している。 問題は接点が生きてるかどうかやけど、テスターもないし調べようがない。 限りなく燃料ポンプっぽいけど、まだ4ヶ月やしな〜〜 ここでLay-onへTEL。 上記までの内容を伝える。やはりポンプっぽいとの事。TELでのトラシュは限界がある。 後付の電装系からリークしてるとかっていう事もあり得るので、 オーディオ系は配線をその場で全部剥いでみたがやっぱり同じ。 その間、何度かキーのOFF-ONを繰りかえすが、前回のように再び掛かる事はなかった。 さてと。。。。ここから運ぶにはまずどうするかを考え、JAFへTEL。 受け付けも非常に対応が良く、隊員が駆けつけるのに15分程しか掛からなかった。 トラブルシューティング開始。 電圧確認、セル確認、フューエルポンプリレー確認。 見るトコはやはり同じだ。 私 「なんかポンプっぽいって事は判ってるんですけどね〜」 隊員「ポンプって何処に付いてるかご存知です??」 私 「ガソリンタンク内です。インタンクで取り付けはタンクの上面から刺さってるはずですけど、 手で小突いたりできない位置なんで。。。」 隊員「じゃタンクを叩いてみますか。。ゴンゴン、、、ゴンゴンゴン、、ゴンゴン!!」 私 「いや。。。私もさっき蹴ったり叩いたりしたんですわ。。。」 隊員「あ〜そうなんですか〜〜。積車呼びましょうか??」 私 「すんません。。。」 って事で通常のJAFサービスカーでは引っ張れないとの判断で、 積載車を手配して頂きました。。。 程なくして積車が到着。約20分程での到着。今度はパーキングの中に入ってもらった。 1st隊員と2nd隊員で軽く申し送り。 積車の後ろに真っ直ぐにタホを手で押して移動。 ここで、2nd隊員が曇り顔 「ご主人さーん、このクルマって全長どのくらいあります??」 「え!? 限りなく5mですけど、4.95mです。」 「うーーーーん、、載らんかも。。。。チョットホイールベース測ろうか。。。」 メジャーを取り出す。隊員2人でトレッド間を測る。 積車の荷台を測る。タホと積車を2往復くらいしてましたが、結論は 「載せるだけならギリギリ載るんですけど、トラックのアオリが立たないんで、 クルマにも当たるし、何より危険です。別のクルマ手配します」 さらに30分程して、到着したのが積車ではなくレッカー車。 到着早々、来た隊員(というかおっちゃん)が開口一番 「コレ運ぶんか?? ゴッツイな〜(笑)」 と言いながら、機材を降ろして作業を始める。2WDでFRという事を伝えると 「尻吊ろか、ハンドルロックは効きまんな??」 って確認。フロントはどうやらゲタを履かせずにそのまま引きずっていくとの事。 1st隊員と2nd隊員はリアを吊り上げたら、フロントのリップスポイラーが当たるでしょ との事でその場で外してくれました。 |
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リアタイヤに足かせが取り付けられ、レッカーで吊り上げ。 3rd隊員のおっちゃんが 「これ、2トン半くらいありまんのやろ?」と一言。確かに。総重量は2425kgでございます。 「大体わかるもんなんですか?」と聞くと、 「吊り上げた瞬間で大体判る」 らしい。エエ勘してらっしゃる。 ここからまた一仕事。 このコインパーキングから出さないと!! タホを引きずったまま絶妙なハンドルさばきで他の駐車車両をかわしつつ、バックで外に出すと言う。 トレーラーの運転手さんなんかのテクニックにもいつも感心しますが、 牽引される車両は当たり前ですが、ハンドル切れません。ですがトラックで押しつつ、向きを変えるんです!! カッコエエ!! 変なところでおっちゃんに”萌え”てしまいました。 ま、コインパーキングなんで、料金所のバーは隊員さんと私とで開けておいたんですが、 なんとかイジェクトに成功!! ここから、湾岸乗って(天保山から)lay-onへ向かいます。JAFは入ってますが、 恐らく30km以上引きずってもらわんとアカンので自己負担分も結構いきそうです。 最初は私だけが行くつもりをしてんですが、 「一緒に乗ってき」と声かけてもらい、親子4人がトラックの助手席に乗るという 掟破りな車両運行をしてもらったのでした。 阪神高速は牽引してても料金は2台分で「\1400.-ね〜」と言われましたが、その後に乗り継いだ通称100円高速 正式名は堺泉北道は\100.-でOKでした。 赤灯回しながら低速走行それでも60km/h程度の走行で20時頃にlay-onに到着。 ふーーー疲れたーーーー 3rd隊員さんにお礼とお支払い。約¥20000.-でした。 ま、レッカー代としたら安いと思う。 ここからlay-onでトラブルシューティング開始。 とりあえずすぐにTECH-2で診断。特にO2センサくらいで本件に関わるエラーコードはなしとの事。 リレーも問題なさそうなので今日は預けて帰る事にしました。 ----------------------------------------------------------- その後、やはり燃料ポンプっぽいとの事でポンプ交換を再度予定して頂く。 今回は、交換してからの経過日数が浅い為部品に関しては保証内での交換でOKとの事 パーツ発注、到着、交換が07/06/04の週末には大丈夫そうとの事。 が!! ポンプ交換してから、動作確認し、再度納車前にエンジン掛けようとしてまた 掛からない状態になったとの連絡を受ける。 ポンプは新品だが、また動かない状態との事。 どうやら、ハーネスか配線カプラー部分で接触不良を起こしてるのではないかとの事で 再度タンクを降ろして再配線、作業を行ってもらい始動可能になった。 ふぅ〜。 07/06/16 タホを引き取りに行く。 フューエルポンプリレーのバイパス配線等の教授を受け、 今度こそ、ポンプ上部のフロア穴あけを心に決めたのでした。 |
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