051:ホイールアルマイト 【準備編】 |
世間は、もういくつ寝ると ”夏休み〜” な雰囲気になりつつある 7月末。 パンクなんか喰らってる場合じゃねーーー!! なんですが、やると決めたら早めに行動。 黒いホイールも締まってて良いのですが、 なんか色々やってみたくなってきました。 事前に準備しないといけないところは、Atomicrunさんに聞いてありますので、 サクサクっと進めます。 |
前後ホイールを取り外しますので、 スライダー等外していきます。 既にフロントフェンダーは取り外し済み。 |
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外れました。 どんどんいきましよう。 |
リアホイールもスタンドで上げて、クリップを外しておきます。 |
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リアのホイールナットは、 今回はインパクトを使って緩めます。 ハイ〜〜 楽チン〜〜!! |
フロントホイールは、 トップブリッジから吊り上げて、アクスルシャフトを抜きます。 事前に結構なトルクで締まってる、 ブレーキキャリパーやら、 アクスルシャフトを止めている、 フォークの下側のボルトは軽く緩めておきましょう。 |
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アクスルシャフトが抜けました。 ワッシャーやら、スペーサーを無くさないように、 ひとつにまとめておきます。 |
組み直すのが今日なら、覚えてられると思うのですが、 次に組みあげるのは 加工が終わってからになるので、少し先になります。 バラした後、元通りに組めなくなるのが怖いので、 記録に残しておきましょう。 |
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ホイール外れた! タイヤ交換するだけだったら、このまま藤原タイヤセンターさんに 持ち込むんですが、 今回はアルマイト加工前提ですので、 フロントホイールのブレーキローターも外してしまいます! |
黄色いマーキングがしてあります。 回転方向が書かれてますので、組む時に間違えないように。 |
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ここはネジロック材が塗布されています。 ボルトのサイズはトルクスのT40やったかな? そんなに固く締まってる訳ではないので、 ハンドツールで不通に緩みました。 |
外れた外れた。 本当はこのブレーキローターのインナーカラー (内側の黒い部分)も分離して アルマイトに出したかったんですけど、 バラした後にどうやって組むのか わからなかったので、今回は見送ります。 |
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よし、この状態でタイヤを外してもらおう。 ベアリングとかは付けたままの方が良いと勝手に判断してそのまま持っていきます。 |
一応、TELして持ってきました。 タイヤ交換とかは、車両持ち込みだと作業時間が掛かるから、 予約制なんだと思う。 時間が夕方だったのとゲリラ豪雨に近い雨が降ったもんで、 お客さんは居らず車で持ち込んで良かった〜。 一応、要件を伝える。 ホイールの加工に出すのでタイヤだけを外したい。 エアバルブも外したいが、外した後のバルブは再使用しないので、 どんなタイプが良いか?? 助言を求めたいと。 |
決して広くはない作業スペースだけど、 整然としていて好感が持てますね。 タイヤは一瞬で取り外しが完了し、 エアバルブも一緒に外しておきましょうか〜? って。 有難くお願いするが、ネジが固着しており、六角かトルクスかわからんと。 あ、バランスウェイトも外してもらいます ま、再使用するつもりはないので、 無理やりでも取り外してもらえるなら〜って事で無事外れました。 エアバルブはマルケの純正タイプでも良いけど、 ゲイルスピードとかのバルブでも大丈夫ですよって事だった。 8.5mmのタイプならOKらしいので、 こちらで準備する旨お伝えする。 出来上がったらまた持ってきまーす! 今付いてるタイヤはもう処分してもらいます。 |
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これが純正マルケのエアバルブ フロント側が90度L字型。 リアがストレート構造。 奥側のネジ部がホイールから出ている部分ですね。 |
アルミ製なんだけども、 なんか不格好なので、好きじゃない。 これは別の物に交換決定やなぁ。。。 |
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タイヤとエアバルブを外して帰ってきました! リアはこれでほぼホイール単品になった。 まだやる事はあるよ〜 |
ホイールはそっと、扉に立て掛けてあるけど、 滑り落ちないように慎重に・・・・慎重に・・・・ アイルさん、突いてはいけませんよw |
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リアホイールのエアバルブの取り付け穴 ここは傷つけないように慎重に。 |
純正マルケジーニホイールは ブレンボのマークが入っています。 この刻印とかJWLの刻印とか、 アルマイト加工する工程で消えたりせんよね?? |
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このロゴはステッカーなんですよね〜。 ステッカーは剥がしておかないといけません。 |
マルケジーニステッカーよ、 さようなら〜〜〜 |
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で、これが一番の難関。 一番外側はゴム製のダストシール。 その奥がベアリングです。 さらに奥が、アルミ製のスペーサーが入ってます。 これらをすべて外す必要があります。 スペーサーの一部に切り欠きがるのがおわかりでしょうか? ここに治具のピンを入れて叩くんです。 わかるかな〜? |
リムに傷を付けたくないので、板の上に寝かせます。 僕はこれでも気になるので、 古くなったバスタオルを敷いて作業しました。 |
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ダストシールは比較的簡単に外れます。 マイナスドライバーとかラジオペンチで引き上げるように するとスルッと抜けます。 純正パーツNo:93040521A 価格 \888.- |
はい、抜けました。 両側ありますので、どっちも抜いておきます。 次がベアリングを抜くのですが、 ハンマーで叩き出しますので、 リムを傷つけたくない方は、ブレーキローターの固定されていた 5つのM8ボルト穴に長めのボルトをセットしてから叩くと リムにダメージを与える事なく進められると思います。 写真を撮り忘れてるので、 ベアリングを叩き込む組付け時の写真を参考にしてもらうと わかりやすいかもです。 |
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これが自作のベアリングを叩き出す治具です。 アルミスペーサーの切り欠きに ボルトを入れて叩くのです。 |
片方のベアリングが叩き出せれば、 スペーサーも取り外しできます。 もう一方のベアリングは裏から長めのドライバーやソケットレンチ の延長ロッド等で叩けますので、 簡単に抜けると思います。 スペーサーがアルミなので、 切り欠き部分がやや変形しました。。。(汗) ま、ここはもう少し穴を大きくしてもう1サイズ太めのボルトが入るように 加工しようと思います。 |
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ホイール側にはダメージを与えることなく 綺麗に抜く事ができました。 |
ベアリングは叩きまくった際に スペーサーから切粉が飛んで、エラい事になってます。 そんなに傷んでる感じは無かったですが、 もう2万キロくらい走ってますので、 交換にはちょうど良かったと思っています。 過去、NSRではホイールベアリングが死んで ツーリング途中でリアイアした経験もありますからね。。。 |
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ネジ穴には、ネジロック剤が付着していますので、 M8のボルトを数回通して綺麗にしておきます。 できるだけ付着物を少なくしておく事が 完成品を美しくするポイントです。 |
純正ホイールは塗装されています。 赤のラインも塗装です。 今回、ホイールアルマイト加工の際にはこの塗装を剥離してもらう 加工費が別途必要になっています。 自分で剥離した後にアルマイト加工という事もできますが、 ホイールの窪みに入った塗料等は手作業では どうにもできないと思いますので、 剥離作業もお願いしたいと思います。 |
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さて、参考までに 付属品をすべて外したホイール単品の重量を量っておきました。 リアホイールは、3.6kg |
フロントホイールは、2.8kg いや〜、アルミ鍛造でこの重量は、 持った瞬間、うわ!軽っ! って思いますね。 社外品はもっと軽いでしょうし、 カーボン製なんかもあるんであくまでも 純正としてのクオリティのお話ですけどね。 純正の鋳造品なんかは重さはどのくらいなんでしょうね。 |
あ、ちなみに同じアルミ製のホイールでも、鋳物の鋳造品は アルマイト加工に向かないそうです。きちんと色が入らないものがあるそうなので、 事前にご自身のホイールがどんなものなのか確認しておく必要があります。 付属品がすべて取り外された状態でようやく加工の依頼に入ります。 アルマイトはアルミの表面加工で、 腐食に強く、表面硬度が上がるため傷つきにくくなり、カラー着色する事ができるのですが、 今付いている傷が消える訳ではありません。 大きな傷が付いているような場合は、研磨等を別でしないと そのままアルマイト加工される事になります。 私の場合は細かい傷はあるものほぼ塗装面だけの傷だと判断し、 剥離後のアルマイト加工を依頼しました。 出来上がりは1〜2週間後です。 7月28日発送 続きは、ホイールアルマイト加工完了+小物編へ |