018:自作LEDポジションランプ

2014/04/06
ようやく着手する事にしました。

以前、Blogにも書きました、1098Sのポジションランプの件です。

http://keepk.sblo.jp/article/84523243.html

左右の配線の極性が違うというのはテスター当ててみたところ、
やっぱり
左右で+と-の極性が違ってました。
ネット通販で、無極性のLEDが売られてましたので、
めんどくさくなった私がチョイスしたものは・・・・・・・


こちらはヤフオクやったかな?
口金の形状がBAX9s というタイプのH6WのLEDランプです。
もちろん新品ですが、

MADE IN CHINAの誇らしげなシールがっ!!


2コセット(送料込で)2100円でした。





SMDが9コも付いてます。
”赤い基板”に目がくらんでしまいました。。。。。。

取り付けは純正のバルブと付け替えるだけなので、簡単です。
まぁちょっと手が入りにくいトコにあるくらいでしょうか?


昼間だからかもしれませんが、点灯状態の画像
あまり目立ちませんねぇ。。。




なんとなく青白く見えますか??(笑)





で、3/29に大阪府道61号 堺かつらぎ線の旅に出た訳ですよ。。。


山道に入ってすぐの画像がこちら。

アレ!? ポジションランプ点いてないやん!






近寄って見てみます。
やっぱり点いてない。。。。。


しかも両側共に消えてしまってます。

どういう事やねん!(怒)







バルブ交換後1時間程度で消灯してしまったLEDバルブ
ホントだったら、ゴルァ!!するところですが、
リスク覚悟で買ったので、文句は言いません。
ですが、この場で知って頂きたいと思います。

後日ですが、バルブを取り外した時に衝撃の真実が!!!



それがこの画像。

一瞬、
「え〜〜!!」 って言いましたよ(笑)

ソケットを引っ張り出すとその先には崩壊したLEDバルブが!!

え、残ってるLEDの数の方が少ないくらい(笑)
さらに後日、メータ廻りを大分解した時に
ヘッドライトユニット内に残ったバラバラになった基板を
摘出しました。

見事にバラバラだなぁ(笑)
部屋に持って入って検証。
このままの状態で通電してみましたが、はやり点灯せず。
基板どうしが接続されて回路として成立していないからでしょう。

で、、なんでこんなにバラバラになるんでしょう?
生き残っている所を見ても
ハンダでがっちり止めてあるんで、
振動で崩壊したとは思えません。
たまたま??にしても左右両方ともに1時間ちょっとで
壊れるとなると製品としては完全にNGですね。

基板の1つ1つは生きているみたいで、
SMDが2個付いている基板に通電してみますと、
光るんです! そう、LEDが切れている訳ではないことが
わかりました。
そして、しばらく点灯していると
モノ凄い熱くなってくる事もわかりました。

え!?

これだと、9個分のSMDを載せた小さな基板は
相当な温度になっていると思います。

という事は・・・・
温度の上昇による
ハンダ溶融→自己破壊
が、壊れた理由のようです。

ハイ、完全に設計ミスだと思います


という事で、BAX9s の口金だけは流用する事にして
自分でLEDを組み込んでやろうと思います。

NSRのヘッドライトの時に使った砲弾型LEDを3つ繋げて、
CRDで電流を調整します。
点灯試験。
一応念の為12V→15V駆動で1時間程連続点灯
させてみましたが、
温度上昇はほとんどありません。
手で握ってもなんともないので、ライトユニットに組み込んでも
大丈夫そうです。
口金にハンダ付け。
ここまで小さく作るのが難しかった。。。
口金だけを流用したLEDポジションランプと、
自己崩壊(メルトダウン)してしまった赤い基板さん。

あ、そうそうポジションランプの配線の極性ですが、
結局配線の組み換えはせずに、
バルブ側で、アノードとカソードを逆に接続しています。



ちょっと色が白っぽくなって電球色とは、
これにてお別れ。



精悍な顔つきになりました。




良い勉強になりました。
市販品でここまで低品質のものがあるとは
ちょっとビックリしたぜ。

たくさんLEDをつければ熱も発生するんで、
こういう事が起きるんでしょうねぇ。ここ最近はPowerLEDとかSMD
とか電流値が大きいLEDが増えてきました。
当然
が発生する訳で、排熱ができないと簡単に壊れます。
自作される方はどのくらいの熱が出るかを計算しながらでないとダメですよ。

ヒートシンクが必要となっている物は必ず取り付けを行ってください。